Feliz



Liv:ra

  • フェアトレード
  • サステイナビリティ
  • ソーシャルプロジェクト

Felizは、ナチュラルでありながらアーバンなライフスタイルに溶け込むアクセサリー。

フェアでソーシャルな製作過程にもこだわり、「Happyがつながるアクセサリー」をコンセプトに商品を通してHappyの循環が出来るライフスタイルをご提案します。

Felizは、子どもの生活向上と教育を受ける機会を増やすため、そのKeyとなる母親とパートナーを組みアクセサリー製作していただくことで雇用の創出・収入向上を目指すブランド。

フィリピンのルソン島、セブ島に住む厳しい環境で生活している方々に技術支援を行い製作されています。
また、フェアトレード認証ゴールドを使用した18Kジュエリーも展開。

PRODUCT:
ジュエリー
SOURCING PRODUCTION:
フィリピン
CATEGORY:
FAIRTRADE / SOCIAL PROJECT / SUSTAINABLE MATERIAL

 

Felizの商品はEFJSTOREでもご購入できます→こちらから

Brand Interview

Feliz代表の柿本可奈子さんに、EFJ代表竹村伊央がインタビュー!

  • —イオイオ「こんにちは。さっそくお聞きしたいのですが、felizを始める前にきっかけはなんですか?」
  • —柿本さん「私は保健師の仕事をしていたのですが、その時に母子に関わることがとても多く、その仕事の中で、生まれた環境で子供達の生活環境、教育環境が全然違うなと感じていました。また、自分も妊娠がしにくい体で、とても苦労をした中、せっかく生まれた子ども達はみな同様に基本的な人権を守られて、夢や希望が持てる社会環境で過ごして欲しいと思ったのがきっかけです。」
  • —イオ「そうなんですね。では、なぜ今やられているアクセサリーに結びつくのでしょうか?」
  • —柿本さん「専業主婦時代にブログをしていたのですが、写真がうまくなりたいなぁと思って、一眼レフカメラ講座に参加したんです。その講座の主催者がアクセサリーの先生だったのです。自分で作ったビーズのアクセサリーなどを生徒さんが写真を撮るといった内容でした。その先生の影響で少しずつアクセサリー制作を始めるようになりました。以前から、世界の子どもたちみんなが幸せになって欲しいという思いから、月5千円のアルバイト代でチャイルドスポンサーを始めていましたし、アクセサリーとチャイルドスポンサーを合わせた何かをできないか?と考えていた時に、「フェアトレード」という仕組みに出会ったのです。」
  • —イオ「元々興味あったもの2つを掛け合わせてできたのがFelizなんですね。」
  • —柿本さん「まずは起業の基礎を学ぼうと思い、女性起業塾に入りました。当時はまだ、フェアトレードを基本とした仕事の活動先が見つかっていませんでした。起業塾で知り合った方に想いを伝え、フェアトレードに関わる方々を紹介していただいたのですが、その中のお一人が刺繍入りハンドタオルプレゼントを下さいました。その裏には「ゴミ拾いに代わる収入源をみつけ、生活を少しでも安定・向上させたいと願う女性に手工芸品生産・販売の機会を提供しています」というメッセージが入っていました。それを見たとたん、ここだ!と思ったんです。そこが初めにお世話になる、NGO団体ソルトさんでした。」
  • —イオ「一眼レフといい、起業塾といい、柿本さんはとても活動的ですね!実際に現地ではどのような活動をしているのですか?」
  • —柿本さん「基本的には、私が現地に行き、材料を買い付けて、デザインを考えます。NGOさんに声をかけていただいき参加下さったお母さん達にはアクセサリー作りのワークショップをします。そこで、基本作業ができるようになったお母さんから製品を作ってもらうようにしています。お母さんたちは技術や作り方を学んで、家で家事や子どもの世話をしながら作業をしています。」
  • —イオ「人生ではじめての海外でのワークショップ指導の感想はいかがですか?」
  • —柿本さん「まず関わらせて知ったのが、厳しい環境に住む方々と一緒にお仕事をする場合、その場所に来るまでの交通費、ワークショップスペースの料金、食事代、おやつ代、日当もしくは、工賃など全て主催者である私が支払うということ。そうしないと、彼女達はワークショップに参加出来ない状況にあるということです。アクセサリー制作も細かい作業が多いので、基礎的なこともお母さん達にはとても難しい作業であることが分かりました。実際に、私の要求に答えられないと脱落していったお母さんもいました。始めは10名以上の方が参加してくださっていたのですが、2回目に行ったときには、半分に減っていました。」
  • —イオ「なかなか思うようにはいかないんですね。1回のワークショップでどれくらいの量がつくれるものなのでしょうか?」
  • —柿本さん「始めはクオリティー管理する人がいないので、私がいる間だけ商品を作って頂いていました。商品の難度によりますが、1回のワークショップに30〜40個の製品ができあがります。何回かワークショップをやるうちに、上手な人ができて、その方にクオリティーチェックをしていただくようにしました。そして、向こうから、新しいデザインの物は無理だけど、今まで作ったものだったら、追加オーダーを受けますと言ってきてくださり、日本にいながらも追加発注がきるようになりました。
  • —イオ「すごい!お母さん達にも意欲が湧いてきている証拠ですね!実際に日本ではじめて売場に並べたのはいつ頃ですか?」
  • —柿本さん「実は私、2回目のワークショップが終わってから、すぐ売り出しました。ソルトさんに2010年10月に初めて訪問して、翌年の4月に再度本気でアクセサリー製作を仕事にしたいと思ってくださったママたちと行ったワークショップをし、そこで制作した商品を5月には売り出していました。その当時から現在も販売しているホワイトシェルにはとても思い入れがあります。」
  • —イオ「また、felizは子供の未来のために活動をしていますが、実際にはお母さんとお仕事をされています。その関係性はあるのでしょうか?」
  • —柿本さん「一般に男性にお金が渡っても、お酒やバクチなど自分の事にお金を使ってしまい、実際に家にお金が落ちないという傾向があるそうですが、お母さんにお金が渡ると、家族のため又は子どもの教育資金にそのお金を使うということを知りました。母親自身が高学歴であるほど子どもを学校に通わせることが分かっており、母親は、子どもの生活と教育の機会のKEYなのです。家族のために仕事や家事に頑張っている母の背中を見て育った子どもは、生き方を学ぶことができます。そして、ワークショップで、色々なお母さん同士がふれあうことで、お母さん自身も子育てに関して意見交換などが出来学び合うことが出来ます。最後に、お母さんが自分で稼いでいることで彼女たち自身にも自尊心が芽生え自信を持ち始めています。お母さんが生き生きしていることで家族の中はとても明るくなると思っています。」
  • —イオ「felizの商品を購入すると、結果作っている人々の家庭がより明るくなるというメリットがあるんですね!」
  • —柿本さん「2015年から1 Bracelet For 1 Meal Projectという商品も販売しはじめました。
  • ご縁があって、セブ島のタリサイという場所に行きました。そこは、私が始めたパヤタスにくらべると、NGOのサポートが全く届いていない地域でした。ご飯を毎日食べることができない子どもがいるということを聞いたので、お母さん達にアクセサリー作りとプラスして、直接こども達に還元できる何かと考えて出来たのが、このプロジェクトです。そこの地域の小学校には2000人の子供がいます。ですが、通学年数が進むうちに、ドロップアウトしてしまう子供も沢山いるそうです。その理由は様々ですが、宿題をするノートなどを買えず、宿題ができないので行かなくなるケースもあるそうです。学校に通う料金は無料ですが、制服代や、学用品、食事代等は家族持ちです。

    いずれは、この小学校に給食代を寄付ができることが夢ですが、まずはその前の段階で現地パートナーが週1回3地域で行っている子どもたちへの食事の配給に使って頂く。そして、余ったお金は、子たちの学用品代などに当ててもらうようにしています。」

  • —イオ「夢が実現できると良いですね!今日はありがとうございました!」

*NGOソルト 1995年に設立されたフィリピンのパヤタスというゴミ山周辺に暮らす人々への支援を行っているNGO。2000年にゴミ山が崩落し、何千人が亡くなる被害が発生。その年より、ゴミ拾いに代わる仕事で収入を得るために、母親たちに刺繍を教え始める。子どもへのスカラシップ事業や子ども・お母さん両方にむけてエンパワメント事業を行っている。