Rooms39レポート

イベント自体がエシカル?リサイクル率100%を目指した展示会


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最大規模のエシカルを。リサイクル率100%を目指したrooms 39

過去にも何度かEFJにてレポートされてきたroomsですが、今年もで9月4日(水) -  6日(金)の3日間に渡りrooms 39がアッシュ・ペー・フランス株式会社主動の元、開催されました。中でも、過去最大規模の衣・食・住エシカルブランドが国内外から集い、業界での「エシカル」に対する注目度が大きくなっていることが改めて感じられました。

今回はそんな中でも、産業廃棄物処理業者「ナカダイ」が rooms 会期中に排出されるゴミを監修するプロジェクトに注目。「製品」に囚われない、「アイデア」の展示に注目してレポートしていきます。

華やかさを際立てる「カーペット」お役目終了後の行方は?

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これまでもroomsをサポートしてきたナカダイさんは、ここで展示会後のカーペットの行方を説明しています。2015年2月のroomsから使用されてきたカーペットの合計数は28,110kg。

最終的、埋め立てるというプロセスこそ変わらないものの「サーマルリサイクル」によって燃料とするだけで、杉が1,702本程度のCO2が削減できたのだとか。

リサイクル率を高めるスキームを構築するナカダイ

これを読んでいる方は「サーマルリサイクルだと、結局は灰にして埋め立てるのだから根本的な解決になっていないのでは...」と思われているかもしれません。確かに燃料にするだけでは「リサイクル100%」や「サスティナブル」と主張するのは少し違う気もします。

ただ、ここで注目したいのは展示会やファッションショーのような「数日限りの華々しい舞台裏」では大量の廃棄物が出ており、これまであまり気にされてこなかった部分をナカダイさんは日本だけではなく、世界を見据えてで解決しようとしているということです。

いくらエシカルを謳っているブランドや会社でも、その広告プロセスとしてゴミを多く出していたり、会社が主張していることと真逆の行動を取っているのではないかと疑えるのは私たち消費者だけなのかもしれません。

 

rooms39で見つけたエシカルブランド

展示会ではエスニックと和風が融合したエシカルブランドがいくつか見受けられました。個人的に気になった2ブランドを紹介します。

 

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MUSKAAN

2019年4月に環境や、日本の縫製職人技術が失われつつあることを危惧し立ち上げられたMUSKAAN。1つ目のプロジェクトは「ビンテージ着物のアップサイクリング」ということで、展示会内でもそのカラフルだけれどもなんだか馴染みのあるプリントが一際目立っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Processed with VSCO with g3 presetChérie COCO

西アフリカベナンでアフリカ布を使用したものづくりを行い、現地の雇用創出に取り組むシェリーココ。MUKAANは着物を洋服にしていましたが、こちらは逆にアフリカ布・パーニュを仕立てたレディース用の浴衣です。着る回数が少ない浴衣だからこそ、特別なストーリーがあるものを選んで大切に着るのはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文:Akari)