空前絶後のサスティナビリティブーム!?その「サスティナビリティ」という言葉、広告目的で使用されていませんか?


 

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ファッション業界で聞かない日はない「サスティナビリティ」というワード

 

近年はや「サスティナビリティ」の単語を主張しないブランドはないも同然、と言われてしまうほど増えてきました。ファストファッションブランドも、乗り遅れるべからずというまでに「〇〇年までにリサイクル可能素材で全ての製品を作ります!」と高らかに発表する日々が続いている今日は、ある意味サスティナビリティブームと言ってしまっても過言ではないのかもしれません。

大きなブランドや業界全体が「サスティナビリティ」を提唱することで、より多くの人にサスティナブルファッションやエシカルファッションを知ってもらうきっかけが増えます。Tシャツを1枚買うときに、値段やデザイン以外で、製品素材や労働環境までウェブサイトで確認する人が増えれば最高です。

しかし、この「サスティナブル」や「エシカル」という言葉、本当の意味として使用されているのでしょうか?広告目的で使用されていないでしょうか?

 

個人差がある「サスティナビリティ」の定義

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記録されているものの中で、サスティナビリティという言葉が初めて世に出てきたのは、1987年にWCEDという地域環境に詳しい各国の代表と国連が共同で作成したレポート内でした。その中での定義は「現代人が、将来世代の生活に支障を起こさないよう考慮しつつ、自分たちの発展を進めていくこと(原文:development that meets the needs of the present without compromising the ability of future generations to meet their own needs)」(Akari訳)とあります。

しかしながら30年経った今日、認証プロセスを経ないと主張できない「オーガニック」に特に比べると「サスティナビリティ」は「エシカル」や「エコ」はたまた「アップサイクル」等と合わせてかなり曖昧で誰でも使いやすい言葉になっているのは確かです。

 

最終判断はあなた!上手に「サステナビリティ」を主張するブランドを見つけ活用しましょう

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色々なブランドが「サスティナビリティ」という言葉を提唱し始めたからこそ、自分の目で本当にそれがサスティナブルなのか、それとも広告として使われているのかを見分けなければいけません。アメリカの連邦取引委員会では一つの見分け方として、その製品が生分解性があり数年で完全に自然に戻るものであれば「グリーン(自然に優しい)」と認められると定義しています。

 

私たちもより知識を増やして、本当にサスティナブルファッションやエシカルファッションを推し進めているブランドをサポートしたいですね。

(文:Akari)

 

 

引用記事
■The Fashion Law
“The Problem with “Sustainability”? It Doesn’t Really Mean Anything”
http://www.thefashionlaw.com/home/the-problem-with-sustainability-it-doesnt-really-mean-anythingnbsp