EFJ代表・イオのブログ

Love and Hate

  • Written by io

ことわざで「嫌よ嫌よも好きのうち」というのがあります。これは、「嫌と言っていても、好意がないわけではない」という意味で使われますが、私は、「好きも嫌いも紙一重」ということではないかと思っています。両極端の意味にありながら、実は紙一重でつながっている。いわば、丸い円の端と端でつながっているのではないかと思うのです。

Some rights reserved by *_Abhi_* / Via Flickr

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私も高校のときからファッションの道に進み、いままでの私の人生の半分をファッションとなんらかのかたちでつながってきました。そういう意味でファッションというのは、私にとって切り離すことのできないものといえるでしょう。しかし「ファッションを100%好きか?」と聞かれると、そうではありません。好きだからこそ見えてきたもの、長く携わってきたからこそ見えてきた嫌いな部分もあります。

私の場合、その「嫌いな部分」というのを、「エシカルファッションに携わることで解決していけるのではないか?」と思い、いま、かたちにしようとしています。例えばカップルもそうですね。付き合い始めの頃は、嫌なところなんて1つも見えていないのに、互いのことを知っていくにつれ、一緒にいるにつれて、嫌なところがどんどん見えてくる。それはもしかしたら必然で、「起こりませんように……」と願うよりも、嫌なところが見えたうえでどうするかが、一番のキーポイントなのかもしれません。対処法はいろいろあると思います。それは人それぞれですが、中には見て見ないふりをするという人もいるでしょう。かたや、なんとか行動を起こして改善しようと思う人もいるでしょう。

エシカルに対しても、人が取る行動はさまざまだと思います。さまざまなクリエイターがそれぞれのやり方を生み出しているのが、とてもおもしろいと感じています。しかし、その表現方法がバラバラで「改善」したいポイントもさまざまだと、分かりにくくなってしまうのも確かです。そこで、私がみなさんにやってほしいことは、「まず自分の身に置き換えて考えてみる」ということです。他人ごとではなく自分ごとで捉える、もう少しエシカルが分かりやすいものになるのではないでしょうか。

好きと嫌いは紙一重で、時に重なり、時に離れを繰り返しているものなのかもしれません。嫌いを好きにできることはあるということ。また、好きの中にも嫌いはかならず存在するということ。こういう変化が日々の生活に面白さをだしてくれるのではないでしょうか?

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