EFJ代表・イオのブログ 5月

ありがとう


5月は母の日もありましたし、今月は必ず1回は「ありがとう」と言うのではないでしょうか? あらためて、自分の素直な気持ちを相手に伝えるというのは、お互いにとって気持ちの良いものですよね。

5月10日に開催されたEthical Fashion Collegeでの一コマ。みんな熱心に講義に聞き入っています。

5月10日に開催されたEthical Fashion Collegeでの一コマ。みんな熱心に講義に聞き入っています。

今回は「エシカルな働き方」について考えてみようと思います。イギリスにいた頃から気になっていたのですが、始めたてのまだまだ小さいブランドを起こしたばかりのときは、いつかの至福の環境を夢みて今はがんばろう! って思うものですよね。仕事の時間に制限はなくなり、プライベートと仕事の区別ができなくなる。とにかくがんばる! ということだけを考えて奮闘する。あるエシカルデザイナーは、自分の部屋を完全アトリエにしてしまい、ベッドも売り、自分は使用済みマテリアルの上で寝るという生活をしていました。

聞いただけで、過酷な労働環境ですよね。その人は途上国にフェアトレードでものづくりをしていますし、リサイクルも取り入れてデザインをしているのですが、自分のことは二の次。これでは「エシカル」とは呼べませんよね?

お互いwin=winの関係だからこそ、生まれる幸せがエシカル

ファッションショーの舞台裏にて。ストリングスグループ「THE MEGANE STRINGS」のみなさん。

ファッションショーの舞台裏にて。ストリングスグループ「THE MEGANE STRINGS」のみなさん。

エシカル=思いやりとよく言われますが、これは「相手」に向けて使われることが多いですよね。でも、この「思いやり」はやはり自分へのベクトルとしても機能しなくてはいけないと思うのです。「自分は悲惨な状況でも、相手が幸せだったら良い」なんて関係は長続きしません。お互いwin=winの関係だからこそ、生まれる幸せがエシカルだと思います。

先日、協力させていただいたイベントが、目標をはるかに超えて大成功に終わりました。このイベントのためにみんなで協力した時間はとても長く、ミーティングもいっぱいしましたし、細部まで確認し合うメールの嵐でしたが、当日はだからこそスムーズに物事が運んだのではないかと思います。

特に印象的だったのが、そこに関わる全てのスタッフがみんなのために行動していたこと。そしてなにより、自分も輪に入って楽しんでいたことでした。新鮮なエシカルな働き方を間近に体験できてとても良い機会になりましたし、逆にパワーをもらいました。やはりそこには、「ありがとう」という言葉は飛び交っていましたし、みなさんが仕事をしながらも笑顔の絶えない現場でした。

終わった後の充実感は半端なかったですねぇ。なんか、学生の頃に好きな子と遊んだ帰り道のような。少し寂しくて、でも頭の中はまだあの楽しい時間で満たされていて。久しぶりにそんな気持ちになれてすごく感謝しています。なんとかこれを次の自分のステップにして、環境を良い方向に変化させていきながら、お仕事していきたいと思いました。

せっかくです、みなさん! 自分を労ってみましょう。そして、周りの同期や職場、家族に「ありがとう」「がんばってるね!」「いいね!」と声をかけてみてはいかがですか? 最近はお天気も良いですし、気分も上がりますよね。そんな気分のまま相手に一言素直な気持ちを掛けられたら、すごく円滑にものごとがまわるような気がします。